2022年04月20日
就職や転職などで急に車が必要になることもあります。また家族の送迎や通院が車の購入の決め手となることもあるでしょう。
マイカーを購入したくても、教育費や住宅ローンの金額を考えると現金で一括購入するのは難しい場合もあります。そのような時は「マイカーローン」を上手に利用することをおすすめします。
この記事では、おすすめの銀行系マイカーローン10選を比較検討していきます。
目次
マイカーローンには銀行系マイカーローンとディーラーローンの2種類があります。
「銀行系マイカーローン」は銀行や信用金庫などの金融機関が提供するカーローンのことです。一方で「ディーラーローン」とは、車を販売するディーラー(販売店)と提携している信販会社などが提供するカーローンのことをさします。
どちらもそれぞれに特徴があるため、契約する前にメリット・デメリットをじっくり検討することをおすすめします。それでは次に詳しくご説明していきます。
まとまった金額を借り入れるマイカーローンは利息がかかってくるため、少しでも金利が低い商品を選ぶことが大切です。
その点、銀行が提供する「マイカーローン」は、変動金利の金融機関が多く、利息はディーラーローンより低めに設定されています。さらに車の所有権が購入時点から購入者のものになるのも大きなメリットです。借入限度額や借入上限期間は金融機関や借り手の条件によって異なります。
注意するべき点としては、一般的にディーラーローンに比べて審査が厳しく審査期間も長くなることです。ただし最近では銀行も審査の簡略化を進めているので、ディーラーローンと同じくらいの日数で審査をおろしてくれるところも増えています。
銀行ローンの場合は、ディーラーローンより一般的に金利も低くメリットがあります。必要書類をきちんとそろえておけば、審査の手間や時間はそれほど気にならないでしょう。
「ディーラーローン」は、各車の販売店(ディーラー)と提携している信販会社などが提供するマイカーローンのことです。
利息は銀行系マイカーローンと比べると「高め」であることが多く、完済まで「所有権」は信販会社やディーラーになります。購入した車を「担保」としてお金を借りていて、完済するまで自分の名義に変更できない手続きとなるためです。
とはいえ、銀行系マイカーローンに比べて審査も通りやすく、審査期間も短めであるのは大きなメリット。急を要する人はディーラーローンを活用するのもひとつの策となるでしょう。
車購入時に販売店の営業担当からディーラーローンを勧められることが多いですが、まずは「銀行系マイカーローン」を検討することをおすすめします。
先に述べたように銀行系マイカーローンは、ディーラーローンと比較して購入者の負担が少なく、マイカーのカスタマイズや売却も自由に選べるという利点があるからです。
そのため、銀行系マイカーローンで審査が通らなかった場合は、ディーラーローンを検討するといった流れが良いでしょう。
マイカーローンを選ぶ時にまずチェックすべき点は、ずばり「金利」。できるだけ金利の低い銀行を選びましょう。
その他のチェック点としては、借り入れ可能な地域、申し込みのしやすさ、審査期間、借入限度額、借入上限期間、繰り上げ返済の手数料、担当者の正確な説明やサポート体制などが挙げられます。
ローン契約を検討している商品の最低金利率から最高金利率をしっかり確認しましょう。適用条件によって最低金利が適用されない場合があります。
また、エコカー購入目的や住宅ローンを同一銀行で利用している場合などは、キャンペーン金利やサービス金利が適用される場合もあるため、ローン担当者に忘れずに確認してください。
詳しい試算をしたい方は、返済シミュレーターなどを利用して計算してみることをおすすめします。
金融機関のうちメガバンクは、全国どこでも借り入れ可能なことがほとんどですが、地方の銀行は「特定地域に在住・在勤していること」が申込条件であることがあります。
例えば、近隣の都道府県の場合もあれば、東京・大阪・愛知・北海道といった主要都市部の取り扱いをしている場合があります。
特に、転勤が多い方や転居を伴う転職を考えている方は注意が必要です。近くにある地方銀行を選び、あとから遠方に転居することになった場合、金融機関側から完済を求められる場合もあるためです。
お仕事が忙しいかたにおすすめなのが、WEB上での申し込み。パソコンや携帯から申し込みが完結できて簡単です。
注意点は、WEBから申し込みができても、最終的に来店が必要になる場合です。そのため、時間があまり取れない方は、「どこまでWEB上で手続き可能か」ということを、あらかじめ金融機関へ確認しておくと良いでしょう。休日でも審査可能な場合もあります。
その他、車の購入が未定でも購入予定の車種とディーラーの見積書を提出すれば仮審査を申込可能な場合もあります。
繰り上げ返済を考えている人は、「繰り上げ返済の手数料」がいくらかかるのか確認しておきましょう。
申し込み方法や、一部繰り上げ返済か完済かで手数料が異なる場合もあります。
契約前に、返済手数料の返済期間や残高がどのくらい減るのか、返済シミュレーションを使って返済計画を立てたり、ボーナス時の返済計画も検討しておくと良いでしょう。
それでは、次におすすめの銀行系10行のマイカーローンをご紹介します。
新車以外にも借入金を利用することができたり、メーカーや車種も限定されず自由に購入することができる商品もありますので、チェックしてみてください。
名古屋市中区に本店がある名古屋銀行のマイカーローンは、借入金額は最大1,000万円、借入期間は最長10年の商品です。マイカー・カー用品・カーポート・バイク・クルーザーの購入、車の修理、車検、免許取得費用として利用でき、家族名義の車両購入費用も対象となります。他社自動車ローンへの借り換えも可能であり、購入予定の車が未定でも仮審査が受けられます。無担保融資のため一定の審査基準がありますが、保証人は不要です。
北海道銀行のマイカーローンは、借入金額は最大1,000万円、借入期間は固定金利型は最長10年、変動金利型は15年の商品です。マイカー・カー用品・バイクの購入、車の修理、車検、免許取得費用として利用でき、他社自動車ローンへの借り換えも可能です。サービス金利キャンペーンを開催していたり、インターネット申込みまたは道銀取引優遇サービス「ステップドゥ」該当による金利引き下げサービスもあります。原則として担保・保証人は不要であり、保証料が金利に含まれています。
滋賀銀行のマイカーローンは、借入金額は最大1,000万円(パートアルバイトの方は30万円まで)、借入期間は最長10年です。新車や中古車の購入、カスタマイズ、修理費用、バイク、キャンピングカーの購入、自動車ローン借換資金に利用できます。年金利に保証料が含まれており、取引条件により金利を引き下げるサービスが適用されます。
神奈川県のメインバンクとも言える横浜銀行のマイカーローンは、借入金額は最大1,000万円(免許取得の場合は最大30万円以内)、借入期間は最長10年で保証料が無料です。新車・中古車・車種・借り換えの場合でも金利が変わらない利点があります。新車・中古の購入、ディーラーローンからの借り換え、車検、修理、カスタマイズ、バイクの購入費用として利用でき、最短翌日に仮審査の結果がもらえます。
愛媛県を中心とした伊予銀行のマイカーローンは、借入金額は最大1,000万円、借入期間は最長10年の商品です。新車・中古車の購入、バイク購入、車の修理、車検、免許取得費用などに利用でき、配偶者、および扶養家族の利用も可能です。担保・保証人は原則として不要です。
静岡県や神奈川県を中心とするスルガ銀行のマイカーローンは、借入金額は最大1,000万円、借入期間は最長10年の商品です。マイカー・キャンピングカーの購入、車の修理、車検、免許取得、バイク購入の費用として使え、家族名義のものも利用可能です。他社自動車ローンへの借り換えも可能で、保険料を銀行側が負担してくれるがん保障特約も付けられます。各回の返済期日が、原則毎月1日になるためご注意ください。
三井住友銀行のマイカーローンは、借入金額は最大300万円、借入期間は最長10年です。新車や中古車、付属機器の購入、バイクの購入、車の修理、車検、運転免許取得費用として利用でき、家族名義も対象となります。他社自動車ローンへの借り換えも可能で、住宅ローンを利用することで金利優遇が受けられます。
福岡銀行のマイカーローンは、借入金額は最大1,500万円、借入期間は最長10年で、パート・アルバイトの方も申込可能。新車も中古車も同一金利が適用され、金利は保証料込みです。新車・中古車・カー用品の購入、車の修理、車検、運転免許取得、バイクやボートの購入費用として利用できます。他社自動車ローンへの借り換えも可能であり、がん保障特約も付けられます。
宮崎県を中心にした宮崎太陽銀行のマイカーローンは、借入金額は最大1,000万円、WEB完結型は最大500万円まで、借入期間は最長10年です。新車・中古車の購入、バイクの購入、車の修理、車検、運転免許取得費用として利用でき、他社自動車ローンへの借り換えも可能です。WEB申込をすれば金利優遇が受けられ、原則無担保融資で保証人は不要です。
SMBCモビットのマイカーローンは、借入金額は最大800万円、借入期間は最長10年です。派遣社員、アルバイト、パート、自営業の方も利用できます。マイカー・カー用品・カーポート・バイク・クルーザーの購入、車の修理、車検、免許取得費用として利用でき、家族名義の車両購入費用も対象となります。他社と比較して金利は高めになりますが、即時におよそ50万ほどの資金が必要な場合や、他社のマイカーローンの審査に落ちてしまった場合に利用すると良いでしょう。担保・保証人も不要です。
おすすめの金融機関10選はいかがでしたか?
今のご時世、貯金や住宅ローンの借り入れ残高などご自分の資金状況をしっかり管理しておくことが大切なポイント。とはいえ、突然仕事や家庭の事情からマイカーが必要になる可能性もあるでしょう。
銀行系マイカーローンを活用すれば、自分らしいカーライフを送ることができます。
昨今では、来店しなくてもインターネット申請のみによる「WEB完結タイプ」やオンライン説明、郵送手続きを活用しながら銀行系マイカーローンを契約することができます。
ぜひご自分が納得できる商品をお選びください。
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